もったいないの心と雪国の台所|ノンフライヤーで作る切り干し大根

ノンフライヤーで切り干し大根を作っています

最近、ノンフライヤーで切り干し大根を作っています。

揚げ物をするための家電という印象が強いかもしれませんが、実は低温での乾燥もできるものもあります。わが家ではこの機能を使って、大根の皮を干しています。

冬になると、大根は食卓の常連になります。
おでんに、ぶり大根に、お味噌汁に。寒い季節には何度も台所に登場する食材です。

雪深い福井の冬を越え、春になって雪が溶けるころ、畑から顔を出す越冬大根は甘みが増して格別です。これからもきっと、わが家でお世話になり続ける大切な食材のひとつです。

大根の皮を前にして思うこと

煮物をするときは皮をむきます。
その皮を手にしたとき、いつも思うのです。

「捨てるのは、もったいないな」と。

「もったいない」という言葉は、日本語にしかないとも言われます。語源は仏教用語の「勿体(物体)」に、否定を表す「ない」が合わさったもの。本来あるべき姿や価値が失われていることを惜しむ気持ちを表す言葉だそうです。

ご飯粒を残すことを「もったいない」と言うのも、お米が本来持っている価値を無にしてしまうことへの惜しみの心からなのでしょう。

日本では古くからお米を大切にしてきました。弥生時代から続く稲作文化の中で、天候や災害に左右されながらも命をつないできた歴史があります。だからこそ、食事の前に「いただきます」と手を合わせ、食後に「ごちそうさまでした」と感謝を伝える習慣が根づいているのだと思います。

物を大切にする心。
命をいただくことへの感謝。

それは特別なことではなく、日々の台所の中にあるものです。

雪国だからこそ、ノンフライヤー

本来なら天日に干したいところですが、福井の冬は雪が多く、晴れ間が少ない季節です。外に干すのはなかなか難しいのが現実です。

そこで活躍してくれているのが、COSORIのノンフライヤーです。


低温設定ができるため、ドライフード作りにも使えます。細く切った大根の皮を並べ、ゆっくりと乾燥させるだけ。台所の中で静かに水分が抜けていく様子を見ると、捨てられるはずだったものが、もう一度食卓に戻ってくるような感覚になります。

出来上がった切り干し大根は、煮物や味噌汁の具に。
皮とは思えないほど、しっかりとした旨みがあります。

もったいないは、暮らしを整える

「もったいない」は、ただ節約するという意味ではありません。その物が持つ本来の価値を、きちんと活かしてあげることなのだと思います。

当たり前のように手に入る食材も、本当は決して当たり前ではありません。だからこそ、できることから無駄を減らしていく。その積み重ねが、私にとっての丁寧な暮らしです。

もしよろしければ、私が使っているキッチン道具や家電は楽天ROOMにまとめています。暮らしを少し整えるきっかけになればうれしいです。

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